パピー

犬の1歳は、人間の20歳に相当すると言われていますが、その1年間の過ごし方やしつけの仕方は、 その後のワンちゃんやご家族の生活に大きく影響します。
中でも早いうちに〝社会性〟を身につけることは、日々の散歩を楽しくしたり、ストレスなく病院に通院するために、とても大切なことだと考えています。
当院では、「パピーステイ」サービスを通して、子犬同士でふれあえる貴重な機会をご提供しております。
パピーステイ
サービス内容
子犬さん達をお預かりし、1〜2時間フリーで遊ばせるサービスです(注: しつけ教室ではありません)。
子犬同士のふれあいを通して自然な形で犬の社会化、他の犬への慣れを促進させることが狙いです。
対象年齢
生後6ヶ月齢までの子犬(7ヶ月齢以上は応相談)
ご利用条件
・混合ワクチンが終了していること(または抗体価証明)
・ノミダニ予防
開催日・時間
毎週水曜日 13:30 ~ 14:30
*お預かり 13:00 ~ 13:30
*お迎え  14:30 ~ 15:00
午前中からのお預かり(アーリーチェックイン)、遅い時間のお迎え(レイトチェックアウト)は追加料金が加算されます。
     
料金体系
初回登録および説明会   3500円
ご利用料(1回につき)  2500円
アーリーチェックイン    500円
レイトチェックアウト    500円
持ち物
リード、首輪、クレート、ドッグフード(おやつ)、 ワクチン証明書

しつけ

トイレを失敗してしまう、車に近づいてしまい危険、散歩中他のワンちゃんに吠えてしまう・・・などなど、 お困りのことがありましたら、なんでもお気軽にご相談ください。 特に1歳を過ぎてしまうと、時間と体力を要することもありますが、少しずつ目標を作って楽しみながら、 一緒に頑張りましょう!

食事管理

食事は、ひとと同様、どうぶつの体の基盤をつくる大切な要素であると考えます。
また、ご飯やおやつを楽しみにしている子も多いため、ご家族との大切なコミュニケーションツールのひとつにもなっています。
現在、ご飯の選択肢として、ドライフード・ウエットフード・手作り食などがあり、たくさんの情報の中で、何を与えたらいいか悩んでいる方も多いと思います。
当院では、どうぶつの疾患・体重・好み、また用意する側のご家庭の状況などに応じて、ベストな食生活が送れるようサポートさせていただきたいと考えております。 
疾患をもつ子にあげるご飯のご相談はもちろん、健康なペットのご飯についても、お気軽にご相談ください。
ご家族とワンちゃん・猫ちゃんにとってのベストな食生活を一緒に探していきましょう。

シニアケア

人と同様、ペットも高齢化がすすんでいます。大切なペットが長生きしてくれることはとてもうれしいことですが、歩行が困難になったり、痴呆の症状などがあらわれることで、介護に苦労するご家族も見かけるようになりました。介護の苦労は、ひとに話すだけでも少し心が軽くなることがあります。お悩みの際は、いつでもご相談ください。
また、実際の介護の手段のひとつとしてマッサージもおこなっています。
動きが鈍くなってきた高齢のワンちゃんは血流が悪くなる傾向があり、それによってさらなる状態の悪化につながってしまうこともあります。マッサージを行うことで、血流の改善・関節を柔らかくする・リラックス・などの効果などが期待できます。詳しくはこちらをご覧ください。

リハビリテーション

当院では術後必要と思われる子には積極的にリハビリを行います。
リハビリの主な目的としては機能の維持・回復です。
機能の維持について
術後は一時的に運動量が極端に減るため、術部以外の機能もおちる傾向にあります。特に老齢の子の手術をした場合はリスクが高くなります。そういった機能の低下おさえるために、できるところから体を動かしたり、マッサージによって血流や代謝の改善をうながします。シニア犬に関してもこれに当てはまります。
機能の回復について
特に整形外科などの手術を行った際、患肢はしばらくの間使いにくくなります。活動的なワンちゃんは包帯がとれたとたん患肢を使いだし、自然に機能が回復していく場合もありますが、少し怖がりだったり、違和感があることで、治ってはいるのになかなか患肢を使わず、筋肉がどんどん落ちて悪循環に陥ってしまうことがあります。そのようなことにならないよう、一定の安静期間が過ぎたあとは、状態を見ながら患肢を使うよう、その子に合わせたリハビリをおこない、筋肉や関節の柔らかさを取り戻していきます。最終的にその子にとってのベストな状態を目指します。
シニア犬のリハビリ
シニア犬に関してもマッサージや機能維持のためのリハビリは大切であると考えます。
特に、立ち上がりが悪くなった・歩き始めがつらそう・全体的に動きがゆっくりになった、などの場合、歩くことを維持するためにこのようなことを行ってサポートしてあげることはとても重要です。
また、寝たきりになってしまった子にかんしても、マッサージを行うことで、血流・代謝を改善したり、リラックス効果を高めたりすることができます。

マッサージ

当院では、ドッグマッサージも積極的に行っていきます。
ワンちゃんではまだ馴染みの少ない分野かもしれませんが、直接手で触れ、筋肉の固くなっているところなどを中心にほぐしていき、また全身のストレッチ(曲げ伸ばし)を行うことで、たくさんの効果があらわれます。マッサージを行う利点としては、主に下のようなものがあげられます。
体内循環の亢進
  • 軟部組織の伸展性の増加と癒着の減少
  • リンパドレナージ(リンパ液排泄)の増加
  • ホルモン分泌の促進
  • ゲートコントロールによる疼痛の緩和
  • リハビリの早期化
  • 全身及び実施部位のリラクゼーション
  • 被毛の改善
  • メンタル面への恩恵による、問題行動やハンドリングの向上
  • ケガの予防 ウォームアップの一環として実施
  • 自律神経の働きを整える
ドッグマッサージの対象としては、リハビリの一環として、術後、特に整形外科の手術後・神経疾患を抱えている子・シニア犬などがあげられますが、アジリティーなどの激しい運動を行う前のストレッチや、健康維持やコミュニケーション手段の一つとして幼い子や元気なワンちゃんに対しても行うことができます。
一度の施術に20分前後かかり、飼い主様と一緒もしくはお預かりして行います。
ワンちゃん自身は、何をされるんだろうと最初は警戒心をもつこともありますが、何度か行っていくことで、ウトウト気持ちよさそうに施術を受けてくれることが多いです♪
興味がある方はお気軽にスタッフにご相談ください。

地域活動

当院では、病院における動物診療をするかたわら、地域における啓蒙活動にも力を入れております。
病気になった動物には、治療という手を差し伸べることができます。
その一方で、病気になっても病院に連れてきてもらえない、健康なのに不幸な運命をたどる動物たちも数多くいるのが現実です。
私たちは、すべての動物が健やかに、幸せに暮らせるように、そして一頭でも多くの不幸な動物を減らせるように、様々な取り組みをしていきます。
現在その第一歩として、保育園でお子さんたちを対象に、紙芝居や絵本を通して、いのちのたいせつさを伝える活動をしております。
今後も定期的に続け、活動の場を広げていけたらと思っております。
ご興味がある方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております。
また、当院でも、どうぶつを身近に感じてもらえるよう、獣医師体験などのイベントも行っていく予定です。ぜひご参加ください。